Plane-Memo

メモ書きのような側面もあれば、備忘録のような側面もあります。わかりやすい文章を心がけていきます。が、道半ばでまだまだ拙い文章であることは認めざるを得ません。

ピコ太郎のCM起用は失敗

20歳になってから、テレビ(主にバラエティー)を視聴する機会がかなり減った。先月友人と数カ月ぶりに会い、友人の家で録画してあったバラエティーを観た(実際には流していた程度だが)とき、出演している若手芸人を知らなくて驚かれてしまった。

そんな僕であっても、「ピコ太郎」から逃れることはできなかった。民放のニュースを観ていても、CMで彼が出てくる。正直、自分にはギャグの魅力はまったくわからないわけだが、流行ったという事実は認めざるを得ないらしい。

しかしもうすでに、足場が崩れつつあるように思う。彼の存在が話題になり始めたのはつい最近のことだと認識しているが、多くの企業に起用されすぎて、差別化を図れなくなっている。彼が出演しているCMで覚えているのは、せいぜい“Y!mobile”くらいだ。他の何社かは、まったくと言っていいほど印象に残っていない。誰か「ピコ太郎起用」に反対する社員はいなかったのだろうか。残念ながら現状、ほぼ散財しただけになっている。起用している企業には、もうちょっと彼のギャグを応用してほしかった。

さて、ではピコ太郎サイドはどうだろうか。たしかにCM出演すれば、報酬は入ってくるし、バラエティーを観ない層にも認知してもらえるだろう。しかし、いわば「インフレ状態」になっている感じが否めない。例えば個人的には、「感動」という言葉が最も安っぽい言葉になっていると考えている。
・小説を読んでも「感動した」
・オリンピックを観戦しても「感動した」
・誰かのスピーチを聴いても「感動した」
といった具合にである。使えば使うほど陳腐になっていく点は、芸人であっても同じであり、もっと簡潔に表現するなら「飽きた」ということだ。

もうこのインフレは止まらないだろうし、本人も含めた関係者はインフレしてもよいと考えているだろう。そろそろ古坂大魔王に戻る時期がやってきたのかもしれない。