Plane-Memo

メモ書きのような側面もあれば、備忘録のような側面もあります。わかりやすい文章を心がけていきます。が、道半ばでまだまだ拙い文章であることは認めざるを得ません。

その防災情報は信用できるか

最近、災害時や災害が見込まれる際に流されるデマがよく問題となる。もちろん冷静に確認すれば、すぐに嘘だと見抜けるものが多い。しかし緊迫した状況下では、信用してしまう可能性も否定できない。余計な混乱を招きかねないという意味でも、偽の情報を流したい衝動を抑え込んでほしい。

どことなく胡散臭さが漂う情報であれば、専門知識を持たない私たち一般人でも、安易に拡散しないなどの対処ができる。だが注意しなければならないのは、一見すると正確に思える情報だ。

大雨や大雪が予想される場合、ニュースでは「どれくらい降るか」が数値で示される。例えば「24時間で200mm」や「24時間で50cm」といった感じだ。無論これは予測なので、実測でまったく同じ数値になるわけではない。こういった数値はコンピュータによって計算されているが、出た結果をそのまま発表することはない。というのも、コンピュータにも限界があり、不確実性(誤差)を避けられないからである。つまりコンピュータではじき出されただけの数値は、いまいち正確ではないのだ。最後は人間によって、不確実性を考慮したより適切な数値に直される。

ではここで、コンピュータで算出されただけの数値を「コンピュータの数値」と呼ぶことにする。

さて、前述の「正確に思える情報」とは、この「コンピュータの数値」を指し、これが個人によって、SNSに投稿されていることがある。デマだとまでは言えないが、気象庁の見解とは異なるので注意が必要だ。

こういった情報の特徴の一つに、やけに数値が細かいことが挙げられる。気象業界の人によると、特に雪の予報は難しく、一部の例(=降雪が少ないと見込まれる場合)を除き、1cm単位での予測はまだ不可能とのこと。

したがって「コンピュータの数値」を見かけた場合は鵜呑みにせず、「コンピュータはそう予想しているのね~」くらいに流しても構わないだろう。また、"発信源"がわからない情報についても同様だ。

最も確からしい気象情報を発表しているのは、やはり気象庁である。加えて、災害時には自治体の情報を見ておけば、デマに惑わされることも少なくなるだろう。

たしかに気象庁や自治体のサイトを訪れるのはやや面倒かもしれないが、たった一手間で減災に繋がるのであれば、それは意味のある数分間になる。

(※気象庁の予報が最も確からしいというだけで、的中率100%ではない。情報を利用する側の私たちも、予報に不確実性が含まれていることを意識する必要がある)